こんにちは!しょーてぃーです。
今回は、脳科学書の中野信子さんと
独身研究家の荒川和久さんの著書
「一人で生きる」が当たり前になる社会 について紹介します。
本書を通じて、
印象に残った部分や感想を記載していきます。
「一人で生きる」が当たり前になる社会 について
本書の概要
本書は、脳科学書の中野信子さんと
独身研究家の荒川和久さんの
対談ベースで書かれている1冊です。
ざっくり言うと
一人で生きていく独身者のための書籍です。
本書をオススメしたい人
・独身の人
・独身でもいいかな?と考えている人
・周りが結婚していき、焦っている人
日本は2040年に人口の47%が独身になります。
そんな社会に向けての
「結婚観」や「独身についての考え方」を
アップデートできる1冊になっています。
本書は以前に紹介させて頂きましたが
ざっくりとした概要だけ知りたい方のために
要約版として記事を書いています。
※本書の詳しい内容の記事はこちらです
「一人で生きる」が当たり前になる社会 」のまとめ
男性がとにかく余る
2040年に独身の数が
人口の47%になります。
そして、特に男性が余ります!
例えば、全ての女性が結婚したとしても、
男性は、340万人も余ってしまいます!
そもそも結婚したくても
「相手がいない」という状況になります。
また、全ての女性が
結婚するわけではないので、
結婚できない男性が増えてしまうのは
当然のことです。
結婚には向き不向きがある
そもそも一人が落ち着くという人は
全体の40%ほどいます。
これは単純に
他人と過ごすことが苦手な人だということです。
結婚の向き不向きがわかる評価軸として
「シェアハウスに住めるかどうか」で
すぐにわかります。
結婚に向いていない人は、
他人と一緒に住むシェアハウスが苦手で
帰宅時に家の中が静かな方が好みます。
反対に結婚が向いている人は
帰宅時に電気がついていたり
ガヤガヤしている方が心地いいと思う人です。
永遠の愛なんてない
とんでもない表題をつけましたが
愛は結婚後5年以内には
冷めてしまいます。
結婚に限らず恋愛でもそうなのですが、
出会った当初は脳内でドーパミンが出ているため
相手のことに夢中になります。
しかし、そのドーパミンも
3年ほどで切れてしまいます。
男女問わず
好きだけで結婚してしまった場合、
ドーパミンが切れます。
そして
「この人と結婚したけど間違えた??」と
目が覚めてしまい、
結果5年以内に離婚してしまう夫婦が多いのです。
モテない人はとことんモテない
最近マッチングアプリでの
出会いも増えました。
ですが、マッチングアプリは
カップルや夫婦の総数を増やすものではなく
「モテる人がさらにモテてしまうツール」なのです。
実は昔も今も恋愛している人口は、
全体の30%ほどしかいません。
つまり、
マッチングアプリができても
恋愛している人口数は
そこまで変わっていないのです。
独身の男女は40代で孤独になる
独身者でも既婚者でも
20代、30代までは
幸福度に差があまりないです。
しかし、40代になると
独身の男女の不幸度が最大になっています。
年収が同じだとしていても、
独身の方が不幸度が高いです。
独身が不幸に感じる要因として
仕事・年収のような
自分の有能さしか肯定できなくなるからです。
つまり自分自身の能力しか
心の支えがなくなります。
「独身だけど年収が高いから勝ち組」
「独身だけど顔はいいからいい」といったように
条件付きの自分しか肯定できなくなるのです。
逆に40代の既婚者は
条件付きの自分を肯定する以外にも
「子どもの成長」や
「夫や妻のありがたさ」といったような
自分以外の他者に対して幸福感を感じます。
そのため、不幸度が
同世代の独身者に比べて低いです。
最後に
ここまで本書について
ざっくり紹介してきました。
他にも、結婚するための方法や
モテる人とモテない人の格差の原因などについても
本書では記載されています。
本書について詳しく知りたい方は
こちらをご確認ください。
現実や結婚のメリットやデメリットを知り
今後の生き方を考えるには、最適な1冊です!
本書が是非気になられた方は
手に取ってみてください!
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