スポンサーリンク
スポンサーリンク

戦国ベンチャーズ ― 人事の天才・徳川家康と曹操に学ぶ、「強みの経営」とは?

ビジネス

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は、北野唯我さんの

『戦国ベンチャーズ ― 人事の天才・徳川家康と曹操に学ぶ、「強みの経営」とは?』について

紹介をしていきます!

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク

『戦国ベンチャーズ』について 

本書の概要

数々のベストセラーを生み出した

北野唯我さんによる1冊になります。

 

キャッチーなタイトルである本書は

戦国時代を戦い抜いた武将たちから

仕事の知見を学べる1冊でもあります。

 

本書をオススメしたい人

・生き残る組織の特徴を知りたい人

・自分の強みを知りたい人

・強みを活かしたアクションプランを知りたい人

 

昨今はGAFAなどのアメリカ企業が主流で

日本企業は廃れたという風潮があります。

 

ですが、著者の北野さんは

日本とアメリカでは

歴史や文化がそもそも違うと述べています。

 

また、GAFAなどの現代のトップ企業が

100年後もトップであるかは分かりません。

 

つまりGAFAから学べるものは限定的であり

多くの人にとって、あまり役に立つものではなく

多くの人は歴史から学ぶことの方が多いと述べています。

 

何百年の時代と

そこからの科学的な検証から

「本質的に勝つための知見」を歴史から学べます。

 

本書では専門的な歴史の話は出てこず

勝てる組織の特徴や個人の強みやアクションプランを

代表的な歴史上の人物に例えて

解説してくれる1冊です。

 

『戦国ベンチャーズ』の要約

歴史上に「年功序列」で勝てた組織はない

この章では、年功序列で生き残った企業がいないという

とても大切なことについて解説されています。

 

ここ30年くらいの日本企業の最大の特徴は

「終身雇用」と「年功序列」でした。

 

ですが、戦国時代を中心とした戦いの歴史では

これらの考え方は完全に間違いです。

 

特に「年功序列」が大問題で

「年功序列」が組織をダメにしていく大きな要因であり

成長している企業などは

「年功序列」という概念がない組織です。

 

中国の三国志で「曹操」という

超エリートが「唯才主義」というものを作りました。

 

「唯才主義」とは

才能がある人をめっちゃ出世させる制度です。

 

個々人の強みだけに着目して

実力主義を徹底させたことで

圧倒的に強いチームを作りました。

 

歴史を振り返ると

年功序列を用いた組織は腐っていき

実力主義で構成された組織は

圧倒的な成果を上げていきます。

 

つまり、大抜擢する立場である

管理職の人は、部下の強みを見つけて

大抜擢される側の一般社員は

自分の強みを理解した上で

大抜擢されるように行動することが重要です。

 

自分の強みがわかる3タイプ

本書では、人間の強みを

「信長タイプ」「家康タイプ」「秀吉タイプ」の3つに分類しています。

 

天才の信長タイプ

かなり少数派の信長タイプは

0から何かを作る人です。

 

会社の創業者に多く

何を考えているかわからない

常識はずれ などの特徴が

若い頃に顕著に見受けられます。

 

変人に見えてしまうこのタイプの人は

最終的には、斬新な手法で

圧倒的な成果を残す人です。

 

信長タイプの強みは

強い意志と構想する力です。

 

「これだけは成し遂げたい」という強い意志と

「成し遂げた時の具体的なイメージ」を持てる構想する力を

信長タイプの人は伸ばすべきです。

 

秀才の家康タイプ

誰かが思いついたアイデアを

着実に実行することが得意な人です。

 

会社で言えば、参謀タイプや

2代目・3代目などの引き継いだ会社を

うまく長続きさせる経営者に多いです。

 

家康タイプの強みは

継続力や目標を達成する力です。

 

面白みがないように見えますが

何かをコツコツと続けたりすることは

他のタイプの人には負けませんので

この辺りを伸ばしていくべきです。

 

凡人の秀吉タイプ

秀吉タイプの強みは

共感性が強いことです。

 

他のタイプに比べて

人の気持ちが理解できたり

寄り添うことができます。

 

このタイプの人が1番多く

共感性があるが故に

他人の意見に違和感を持ちながらも

流されてしまう人が多いのも事実です。

 

反対に人の気持ちが分かるからこそ

人の気持ちを動かす側になれば

かなり強い人材になります。

 

この強みを磨けば

他のタイプには引けを取らないですし

まさに豊臣秀吉こそが

共感性を用いて天下統一できたのです。

 

共感性を磨き上げると

チームの雰囲気を良くすることができたり

組織内外で人を繋げられたりできます。

 

3タイプそれぞれの成果の出し方

信長タイプの場合

まず、秀才の家康タイプを探します。

信長タイプの人は

大きな野望を持ってはいますが

そこまでの道筋を立てることが苦手です。

 

そこで、実行力の強い家康タイプの人を見つけて

道筋を立ててもらうことで、成果を上げやすくなります。

 

家康タイプの場合

家康タイプの人はコツコツ継続する力や

目標を達成する力を持っていますが

ビジョンか分からない人が多いです。

 

そのため信長タイプの人と組むことで

お互いの長所を発揮できる傾向があります。

 

秀吉タイプの場合

秀吉タイプの人は

信長タイプと家康タイプの人が

セットになっている場合に

加わっていくことが推奨されています。

 

既に出来上がったチームや

ある程度成長が見込める企業などに入って

成果を出すことが望ましいです。

 

信長タイプも家康タイプも

優秀愛すぎるが故に

人の気持ちが分からない側面があります。

 

そこで、潤滑油的な存在である

秀吉タイプの人が加わることで

周囲の人に対してプロジェクトの内容などを

伝えやすくなります。

 

要は同じタイプの人と関わるのは

気が合って落ち着くのですが

仕事上では自分の強みを活かしてくれる

違うタイプの人と組んだ方がいいのです。

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

 

本書では、歴史上を振り返った上で

生き残る組織の特徴や

活躍する人材になるための

見極めや手段が解説されています。

 

本書が気になる方は

是非手に取ってみてください!

戦国ベンチャーズの購入ページはこちら

コメント

タイトルとURLをコピーしました