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『説明の一流、二流、三流』の要約について

ビジネス

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は桐生 稔さんの

『説明の一流、二流、三流 』について紹介をしていきます!

 

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『説明の一流、二流、三流 』について 

本書の概要

本書はひとことで言うと

「人に伝わるような説明の仕方」を教えてくれる1冊です。

 

本書をオススメしたい人

・説明力を上げたい人

・説明が下手な人

・伝わる説明の仕方を知りたい人

 

本書では、説明が苦手な人に向けて

説明が上手くなるノウハウが

三流の人はこう、二流の人はこう、

しかし一流の人はこうする、という形で解説されています。

 

すべて一流のやり方を真似するのは難しいですが

真似できそうなテクニックについては

分かりやすく試しやすい解説となっています。

 

本書を通じて、一流、二流、三流の説明の仕方を知り

説明がうまく伝わらない原因を知り

しっかりと相手に伝わる説明ができるようになる1冊です。

 

『説明の一流、二流、三流 』のまとめ

一流は伝えたいことを絞る

話す内容の決め方についてですが

三流は思い付いたまま話し、

二流は漏れとダブりがないように話します。

 

漏れとダブりがないように話すことは

話を整理する段階では大事なことですが

説明する段階では問題があります。

 

例えば、会議の資料が配られて

そこには漏れとダブりがないように

調べた結果が書いてあるとします。

 

そこで担当者が1ページずつ漏れなく話してきたら

「長い。大事なとこだけにしてほしい。」と思います。

 

つまり、聞き手はどうでもいい長い説明は不要で

重要な部分を分かりやすく伝えてほしいです。

 

だからこそ一流は

本当に伝えたいことだけを絞って話します。

 

話す内容を漏れとダブりなく整理するのは当然で

その上で必要のない内容は大胆に削り

重要な部分のみにフォーカスして説明します。

 

あまり関係のない内容や資料でわかる話を

大幅に削るからこそ「ここだけは伝えたい」という思いが

聞き手に届くということです。

 

一流はイメージさせる

相手がそのモノをイメージできていないときに

三流はあいまいに説明し、二流は詳しく説明します。

 

例えば「ヤクルト1000に乳酸菌はどれくらい入っているの?」という質問に

三流は「めっちゃ入っているらしいですよ」と説明し

二流は「乳酸菌が1,000億個入っています」と説明します。

 

このような詳しい説明されても

それが多いのかどうかのイメージは湧きづらいです。

 

そこで相手がイメージしにくいものを説明するときに

一流は対比を使って説明します。

 

「ヤクルト1000に乳酸菌1000億個入っていて

これはヨーグルトのおよそ100個分です。」という感じです。

 

商品の説明などでも、「前のバージョンよりも〇〇%アップ」と

比較する表現が使われるのは、イメージが湧きやすいからです。

 

一流は例え話を使う

前提知識がない人に説明するとき

三流はうまく伝えることができず、二流は細かく説明します。

 

細かく説明されても、前提知識がない相手からすれば

まったく意味がわからずにポカーンとしてしまいます。

 

そして一流は、そのような類比を使います。

 

まったく別のモノと比較する対比とは逆に

相手の知っている似たモノで例えてあげます。

 

例えば年配の人に「投げ銭ってなに?」と聞かれた場合

「芸能人のディナーショーで渡すおひねりと同じです」と説明すれば

一瞬で理解してもらえます。

 

一流は相手の理解に合わせる

人に仕事を頼んだとき、ちゃんと説明したはずが

全然伝わらなかったことを経験している人は多いと思います。

 

人に説明するときに重要なのは

どこまで詳しく説明すべきかということです。

 

三流の説明はアバウトすぎて分からず

二流の説明は詳細すぎてしんどくなります。

 

そして一流は、最初に相手のレベルを把握します。

 

「ここは分かっている?」

「これは知っている?」という感じで聞いてから

相手のわからない部分に絞って、丁寧に説明します。

 

二流のように詳細すぎる説明だと

聞き手が分かっている箇所も説明するので

聞き手の内心は「聞きたいところはそこじゃない。」となります。

 

つまり、どれくらい説明すべきかどうかは

相手によって変わるので、そこを把握するのが一流のやり方です。

 

一流は数字を2つ使う

何かの効果やデータを説明するときに

三流は感覚で説明し、二流は具体的な数字で説明します。

 

基本的に、説明の中に数字を混ぜると

説得力が増すと言われています。

 

「お客様から高評価をいただきました!」よりも

「お客様の満足度97%!」の方が説得量があります。

 

そして一流はさらに上をいき、2つの数字を使います。

 

「今回の検証では、エラーが3件出ました。」よりも

「今回の検証では、エラーが3件出ましたが

   全体の0.1%なので大きな問題ないと思います。」という感じです。

 

仮に3件やって3件エラーだった場合は大問題なので

基準となる数字をもう1つ入れることで、より情報の価値が高まります。

 

一流は制限時間内で説明する

仕事で何かを説明しないといけないとき

三流は説明のボリュームを考えずに、なんとなくでやるので

予定時間よりも説明時間がオーバーします。

 

二流は説明時間の設定を、説明する内容によって決めています。

 

そして一流は、相手が許してくれる時間を見極めて、その時間内で説明します。

 

「本日は1時間くらいお時間いただけますか?」と聞いて

相手の返事が「大丈夫です。」であれば1時間で

「あー多分大丈夫です。」という雰囲気であれば短めに設定します。

 

相手の雰囲気、表情や仕草で察し

相手の許容時間を把握して、その時間内で説明を終わらせようとします。

 

また、どうしてもこれくらい時間が欲しいというときは

事前に「どうしても50分欲しい」と時間とその理由を提示します。

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

他にも一流の人の説明力が、多数紹介されていました!

 

本書が気になる方は

是非手に取ってみてください!

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