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『仕事なんか生きがいにするな』についての要約について

本紹介

こんにちは!しょーてぃーです!

 

今回は、泉谷閑示さんの

『仕事なんか生きがいにするな

 生きる意味を再び考える』について紹介します。

 

本書の要約と感想について

紹介していきます!

 

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『仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える』について 

本書の概要

本書は、精神科医である著者が

仕事中心の人生から脱却して

「生きがい」を見つける方法について

解説しています。

 

近年「生きる意味が感じられない」と

悩む人が増えています。

 

仕事で幸せになれる人は

本当に少ないです。

 

それなのに現代は

「働くことが生きること」

「取り敢えず働け」といった風潮が強いです。

 

しかし、働いたところで人生は充実しないし

長時間労働とかで、心身ともに疲れてしまいます。

 

本書では

そんな仕事に対する風潮が強い現代での

「生きがい」の見つけ方を論じています。

 

本書をオススメしたい人

・生きがいがない人

・仕事に追われている人

・人生が楽しくない人

 

「自分が一体何がしたいのか?」

これが分からない限りは

生きていても楽しくないです。

 

  • 恋人がいない
  • 結婚もしてない
  • 友達も少ない
  • 趣味もない
  • 仕事も面白くない

こんな状態ながら、生活のために

目の前の仕事を嫌々としている人は多いです。

 

実際に生きがいを

見つけられないことで

日本では毎年2万人が自殺しています。

 

自分なりの生きがいを見つけて

人生を楽しくすることができるヒントが

本書では知ることができます。

 

『仕事なんか生きがいにするな』の要約

豊かさがゆえに、働く意味を考える

そもそも、生きる意味を考えることは

豊かである証拠です。

 

昔の人は「食べていくため」

「安全な場所を確保するため」などの理由で

必死に働いていました。

 

「仕事をする意味」など

考える暇がないくらい

食べていくことに必死だったのです。

 

ところが現代は、働かなくても

生きていける時代になりました。

 

100円でおにぎりが売られており

蛇口をひねれば水が出ます。

 

GUなどので安い服は買えますし

生活保護という制度もあります。

 

ある意味、働かなくても

死なない時代になりました。

 

さらに頑張って働いても

給料がそこまで増えません。

 

頑張って働いても給料が増えないなら

楽に生きたいと思う人が増えます。

 

そして「働かなくても生きていけるのに

なんで嫌な仕事をしているんだ?」

「そもそも働く意味ってなんだ?」と

考えてしまうのです。

 

しかし、自分の気持ちとは反対に

「働かざる者食うべからず」といった

世間の風潮から、仕事は辞められないのです。

 

豊かになった世の中と

世間の風潮のせいで

「働く意味」を考えてしまうのです。

 

同じことの繰り返しだから面白くない

元来、仕事というものは

とても楽しいものだったのです。

 

昔の人は「狩り」が仕事でした。

獲物を追いかけて、武器を持って

そっと近づいて、獲物を仕留めていたのです。

 

しかも獲物を持ち帰ると

みんな大喜びだったのです。

 

だからこそ仕事は

刺激的で、とても楽しいことだったのです。

 

しかし現代の仕事は

毎日同じ場所で、決まった作業が多く

それらの繰り返しで

面白いと思える部分が少ないです。

 

狩りと比べてしまうと

創造性や刺激は少なくなったのです。

 

比較対象が極端でしたが

実際に仕事で、自分の創造性を発揮して

楽しみつつ食べている人は

ほんの一握りです。

 

ルーティンワークのような仕事を

繰り返していると

「なんで生きているんだ?」と

考えてしまうようになるのです。

 

「有意義に過ごさないといけない」と思い込む

SNSの普及によって、自分が休んでいる間も

「頑張っている人」や「仕事をしている人」を

よく見るようになりました。

 

そのため

「今やっていることに価値はあるのか?」と

考えてしまうようになりました。

 

つまり「価値があるからやる」

「価値がないからやらない」という識別で

物事を見てしまうようになったのです。

 

例えば

筋トレや勉強は、価値があるからする。

ソシャゲやゴルフは、価値がないからやらない。

 

こんな感じで、価値がない趣味をするなら

価値のあることをするといった感じです。

 

いくらソシャゲやゴルフが大好きでも

「いくら時間を使っても意味ないしな」と思って

やめてしまうのです。

 

そうすると心から楽しめるような体験が

どんどん無くなっていくのです。

 

そして「価値があるけど面白くない仕事」を

ずっとやってしまうのです。

 

著者曰く

うつ病の患者は

この考え方をしている人が多いのです。

 

無計画に遊ぶ

私たちは「価値の有無」を

自然と考えてしまう癖がついています。

 

ですがそれだと

無価値だけど楽しいと思えることが

減ってしまいます。

 

そこで、価値があることは仕事だけにして

プライベートはあえて

無価値だけど楽しめることに

取り組んでみることが大切です。

 

この時に重要なのは

「何も準備せず、無計画に遊ぶ」ことです。

 

そもそも子供の頃は

意味もなく泥団子を作ったり

セミを捕まえたりしていたはずです。

 

しかも、それらには

計画性なんて1つもないです。

 

だからこそ

無計画に遊ぶことが大切なのです。

 

寄り道でドライブしたり

無計画で旅行に行ったり

なんとなく料理を作ったりなどです。

 

このように無計画で遊ぶと

新しい気付きがあって、心底楽しめるのです。

 

遊びすら計画的だと

仕事みたいになってしまいます。

 

作ることが最大の遊び

哲学者のニーチェは

「成熟とは、子供の頃に真剣に遊んだ

 あの気持ちになることである」と言いました。

 

つまり、プラレールで

夢中になって線路を作っていた

子供の頃を目指せということです。

 

プラレールで線路を作っている子供が

「なんで僕生きているんだろう?」とか

全く考えていません。

 

また、重要なのは「自由に何かを作る」ことです。

 

作ることは最大の遊びです。

なぜなら

「頭を使っていて、心から楽しんでいるから」です。

 

つまり、頭と心の2つが

快適な状態なのです。

 

マインクラフトで建物を作るときは

頭を使いながら、夢中で作っています。

 

ダンスをしたり、バンドをしたり

プラモデルを作るのも

頭と心が快適な状態です。

 

このように好奇心のまま

自分で何かを作って遊ぶことが

最大の娯楽なのです。

 

これが人生を楽しくするのです。

好きなように何かを作れば

「なんで生きているのだろう?」とか

考えなくなります。

 

食事を楽しむ

美味しい食事を食べると

誰もが幸せになります。

 

当たり前ですが

食事は楽しいものなのです。

 

しかし、食事がつまらない状態だと

「人生がつまらない」状態になっている

可能性が高いです。

 

食事にも「価値」を求めて

ただの栄養補給として考えていると

感動が薄れて、人生すら味気がなくなります。

 

栄養のことだけ考えると

食べたいものも食べられなくなります。

 

むやみに食べ過ぎることは

良くないですが

たまには考え過ぎず食べたいものを

好きなだけ食べることが大切です。

 

めんどくさくてもやってみる

やりたいけど、少しめんどくさくて

できていないことがあると思います。

 

例えば「登山」や「旅行」みたいな

行こうと思えば行けるけど

「面倒だな」と思ってしまうようなものです。

 

ですが、気が向いたら

多少めんどくさくても

やってみることが大事です。

 

「山に登るのがめんどくさい」と

避けてしまうと次第に

「生きることがめんどくさい」と感じてしまいます。

 

「山に登る意味」とか「旅行に行く意味」など

価値を考えることなく

人生の暇つぶしだと思って遊ぶのです。

 

実際に、富士山に登ったり

旅行先で美味しいものを食べたりすると

「やってみてよかったな」と思えるはずです。

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

 

本書を通じて

物事の価値を考えずに

好奇心でやってみることが

生きがいになることを学べました!

 

オンオフの時間は大切ですし

人生の暇つぶしだと思って

やりたいことをやってみようと思えました。

 

本書が気になる方は、是非手に取ってみてください!

 

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