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「99%は幸せの素人」についての解説と感想

ビジネス

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は星渉さんと前野隆司さんの「99%は幸せの素人」について紹介します。

本書の印象に残った部分や感想を記載していきます。

 

本書について

本書は、本当に幸せになれる具体的な方法を知ることができます。

幸せについての定義は人によって違いますが、

「こうすれば幸せになれる」といった具体策まで記載されています。

 

本書をオススメしたい人

・そもそも幸せとは?と思っている人

・幸せになりたい人

・幸せになるために努力している人

 

世間で言われているような

結婚・車を買う・家を建てるなどの

「こうすれば幸せである」という大多数の思いこみに対して

具体的な数値や手法を提示してくれています。

 

漠然と幸せになりたいと感じている方には、特におすすめな1冊です。

 

「99%は幸せの素人」のまとめ

お金を稼ぐことで幸せになれるのか?

「世の中金だけじゃない」と言う方もいますが、

ほとんどの人は1億円が欲しければ欲しいはずです(笑)

月収2万円より月収20万円の方が選択肢も増えて幸せですよね。

 

ただ年収800万円以上は、それ以上収入を上げても

幸福感はほとんど変わらないのです。

 

どれだけ美味しいお寿司でも20皿30皿と食べていくと

お腹がいっぱいであまり美味しいと感じなくなるように

お金を稼ぐことで得られる幸せも限界があります。

 

年収800万円までは、お金を稼ぐほど幸せになれますが、1点注意があります。

 

年収800万円にするために寝る間も惜しんで働いた結果、

鬱になったり、体調を壊したり、

家族との時間を犠牲にして離婚とかしてしまうと

年収800万円になっても幸せになれません。

 

健康や人間関係とのバランスは難しいですが

それらを犠牲にすることなく年収800万円が目指せるのであれば

迷わず目指すべきであるとのことです。

 

お金の使い方で幸せは変わる

ズバリ「経験や体験にお金を使う」ことで幸せになれます。

人生を振り返ったときに

「海外に行けた」「〇〇のライブに行けた」などの

経験や体験は、ずっと思い出に残ります。

 

逆に「エルメスの鞄を買った」

「ロレックスの時計を買った」といったような

物を買ったときが人生最高の瞬間です!と言う人は少ないはずです。

 

心理学のトーマス・ギロビッチ先生も

「私たちが嬉しかったことで思い出すのは、経験や体験ばかりである。」と言っています。

 

つまり経験や体験にお金を使うと幸福度は上がっていき、

時間が経てば経つほど、この幸福感は増えていきます。

 

経験の中でも「繰り返し誰かに話せる経験」はかなり幸福感が上がります。

反対に「者にお金を使う」と幸福感は時間が経つほど減少していきます。

 

初めてブランド物を買ったときは嬉しくても、

その1年後は特に嬉しくないはずです。

 

ただし、物にお金を使うなと言うことではなく、

あくまでもバランスが重要です。

 

物にお金を使う幸せも大切ですが

経験や体験から得られる幸せの方が大きいということです。

 

人間関係と幸せについて

ハーバード大学が行った実験で

「幸せな人生を歩んでいる人は、温かい人間関係を築く」ということが分かりました。

 

「いい人間関係を築く=幸せになる」ということです。

 

いい人間関係を築くことで幸せになる理由は

「繋がっている感覚」を得られるからです。

 

何か話したいことがあった時、

話せる友達がいるとついつい話してしまいます。

 

反対に、怒りやすい人は孤立しやすく、

うまく人間関係が築けなくて不幸になりやすいとのことです。

 

つまり、社会との繋がりがあると幸福度に影響するのです。

 

ポジティブな方が幸せである

幸福度に与える3要素として

「ポジティブ感情」「ネガティブ感情」「人生の満足度」が本書で挙げられています。

 

勿論ポジティブな方が楽しくて幸せになりやすいのですが

「幸せです!!」と連呼してもポジティブにはなれません(笑)

 

そこでポジティブの感情になるためには「将来への希望」を持つことです。

 

今の仕事を続けることで

」「出世する」「お金持ちになる」「モテる」などの、

未来に希望がある状態ですと、ポジティブになりやすいのです。

 

逆に「今の仕事を続けても、この先何も変わらない」と考えてしまうと

将来への希望がないためポジティブになりにくいです。

 

このように「今は大変でも、将来はきっとうまくいく」という

「将来への希望」がなければポジティブになれないとのことです。

 

また、将来への希望を持つ方法としては

「叶えたいことを実現するためにやれることは全部やること」です。

つまり行動するということです。

 

自分のなりたい状態に向かって1つずつ行動することで

成長を実感し、少しずつ目標に向かっている感じがします。

 

このような感覚になれば、将来への希望が芽生え、ポジティブになります。

 

最後に

これまで本書を通じて「幸福度を上げるための方法」を紹介してきました。

 

他にも、

「他人のためにお金を使うと幸せになれる」

「友達の多様性で幸せになれる」

「付き合う人を選ぶことで幸福度が変わる」

「ネガティブな感情の消し方」

「人生の満足度の上げ方」

「好きなことだけしても幸せになれない」

「通勤時間が長いと不幸になる」etc…

 

かなり具体的な方法が記載されています。

本書が気になられましたら、是非手に取ってみてください!

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