こんにちは！しょーてぃーです！
今回は、本田健さんの
『40代にとって大切な17のこと』について紹介をしていきます！
『40代にとって大切な17のこと』について
本書の概要
本書はひとことで言うと
40代は新しい人生の始まりであることを教えてくれる1冊です。
本書をオススメしたい人
・40代の人
・40代にとって大切なことを知りたい人
・20代・30代の人
40代は人生の折返し地点であり
残り後半の人生が決まる大事な時期です。
そんな大事な時期である40代にとって
大切なことが書かれたベストセラーである本書は
20代・30代の人にとっても
これからのことを考えていくうえで価値がある1冊です。
『40代にとって大切な17のこと』のまとめ
自分にとって大事なことに集中する
10代や20代のころは「自分にはなんでもできる」という気持ちで
積極的に色々なことにチャレンジした人も多いです。
若いころは徹夜や多少の無茶ををしてもだいたい耐えられます。
しかし歳をとると、だんだんと元気も勇気もなくなります。
40代になると、無茶や徹夜をすると
次の日になっても疲れが全然とれなかったり、体調を崩します。
老化が加速したことで、体が弱くなり
生活習慣病になる人も増えていきます。
そして40代になると無理をしてチャレンジしても
若い頃のように上手くいかないことが増えていきます。
だから、40代になったら自分の不得意なことはパッサリ捨てて
自分の得意なことや自分が大事にしていることだけに
集中することも1つの生き方になります。
仕事も家庭も忙しくなり、人生の限られた時間を
自分の不得意なことを克服するために使うのではなく
自分の得意なことや大事にしているものに集中したほうが
幸せに生きられますし、後悔のない人生が送れます。
仕事が大事なら、仕事をやり切り
家庭が大事なら、家庭を大事にし
お金が大事なら、お金を増やすことです。
このように40代では、自分の不得意なものや嫌いなものを克服するのではなく
大切にしているものや得意にしているものに意識を向けることです。
平凡な自分を受け止める
40代になると、平凡な自分に時々落ち込みます。
例えば若いころは「将来成り上がる！」と
意気込んでいたが、結局は普通の人生であったり
趣味を楽しみに生きてきたけど、独身のまま一生を終えそうなどです。
そんな平凡な人生を送ってきたことに
軽く絶望してしまう人が結構います。
そこそこ幸せで、これといった不安はそう多くないですが
心の底で「もっと違う人生があったんじゃないか？」という迷いが出てきます。
もちろん夢を叶えるために、若い時に沢山チャレンジして
自分の可能性を広げることはとても良いことです。
一方で多くの人にとって、人生は思い通りにいきません。
仕事でバリバリ出世しようとしたのに
突然病気になって働けなくなることもあれば
リスクをとって起業したかったのに
家族がいるから身動きが取れなくなることもあります。
ですが40代は、そんな平凡な生き方の中にこそ
幸せがあることに気付き始める年代でもあります。
仕事で結果を出せなかったけど、家族と幸せな時間を過ごせていたり
ずっと独身だけど、趣味の草野球仲間との交流が楽しいなど
平凡な自分やちっぽけな自分を肯定して受け止めることです。
くれぐれも「こんなはずじゃなかった」と思いにとらわれて
目の前にある幸せを台無しにしたり
これまで自分が歩んできた人生を否定するのはいけません。
隣の芝生が青く見えるのは仕方ないですが
どんなに平凡な人生を歩んだと思ったとしても
十分に自分らしい幸せに満ちた人生を生きています。
健康と時間に投資する
健康は無くなってからその大切さに気付きます。
歯磨きをサボって虫歯になったときに
虫歯になっていない健康な状態を羨ましく思いますし
歯磨きをしっかりしてこなかった自分を後悔します。
40代以降は歯周病のみならず、
高血圧や糖尿病、肥満やがんなどの様々な生活習慣病に悩まされます。
若い頃は、ときどき健康について気を配ればよかったものの
40代以降は、毎日のように健康に気を配らないといけない人もいます。
健康は一度失ってしまうと、二度と戻ってこないと考えるべきで
だからこそ40代からと言わず、
若い頃からでも少しずつ健康に気を配って
40代以降は健康で後悔しないように過ごすべきです。
また、健康を保つために大切なものは「時間」です。
40代は、仕事や家事などに追われて時間が全くなく
睡眠時間を削って無理をしている人も多いです。
その結果、体の健康を害したり
心を病んでしまう人もたくさんいます。
だからこそ、40代になったら積極的に健康や時間に投資するべきです。
家事代行サービスを利用したり
お掃除ロボットやドラム式洗濯機や食洗機を買って
時間を節約し、自分が本当に好きなことに時間を使うことです。
とにかく健康と時間に投資して
無理のない生活を送っていくことが
人生の後半を健康で豊かに生きることにつながります。
ノーと言う勇気を持つ
本当に嫌なことなのに、プレッシャーに負けて
ついイエスと言ってしまう人はいます。
しかし、自分のやりたいことにイエスと言い、
嫌なことにノーと言わないと人生を豊かにすることはできません。
40代になってくると残された時間はわずかだからこそ
嫌なことにイエスと言っている時間はないです。
自分の人生が幸せかそうでないかを決めるのは
これまで自分が行ってきた選択です。
つまり「何にイエスと言い、何にノーと言ったか」ということが
人生の幸福度を決めているということです。
仕事、住む場所、パートナー、友達など全てにおいて
これまで自分が選んできたものであり
これからも何にイエスと言い、何にノーと言うかで
人生の方向性は決まっていきます。
自分が大切にしたいものだけにイエスと言い
それ以外のことにはノーと言う勇気を持つことで
幸せな人生が拓けていきます。
家族と繋がる最後の10年を大切にする
40代は、多くの人が自分の親と別れる時期でもあります。
すでに別れを経験した人もいると思いますが
まだ両親が元気な人は40代が最後の時間と思うべきです。
自分を育ててくれた両親に対して
「ありがとう」と言える最後の時間が40代です。
旅行に連れて行ったり、誕生日プレゼントをあげるのはもちろん良いですが
1番は帰省してちゃんと会って話すことです。
仕事で忙しく、時間がないのも重々承知ですが
一度も会えないまま両親が亡くなってしまうと
その先の人生で、大きな後悔が残ります。
また40代は両親だけでなく、子供と過ごす最後の10年でもあります。
幼いころは目が離せなかった子供でも
成長と共にちゃんと自立していき
中学生になると自分の世界を作り、あまり関わらなくなります。
だから多くの親にとって、40代は子供との思い出を作る最後のチャンスです。
人は死ぬ間際になって人生を振り返ったときに
人生は思い出でできていることに気付きます。
つまり結局、自分の人生が幸せだったかどうかは
良い思い出がたくさんあるかどうかで決まります。
だからこそ40代は、家族と繋がる最後の10年と思って
後悔のないようたくさんの思い出を作ることです。
パートナーと向き合う
贅沢をしなくても、パートナーや家族を愛して
笑い合える結婚生活を送れるに越したことはないです。
ですが、必ずしも結婚したら幸せになれるわけではないです。
アメリカで、人はどのようなことで幸せを感じ
どのようなことで不幸になるかをテーマにした研究があります。
その研究によると人は、経済や仕事、健康の分野よりも
はるかに人間関係や男女関係の分野で
幸せや不幸を感じやすいことが分かりました。
この研究で面白いのは、たとえパートナーがいたとしても
その相手との喧嘩が絶えなかったり、ピリピリとした冷戦した状態の場合は
パートナーのいない独身の方が幸福度が高いということです。
つまりこの研究で分かることは
1番幸せな人はパートナーとの関係がうまくいってる人で
次に幸せな人は独身の人で
1番不幸な人はパートナーとの関係がうまくいっていない人です。
40代はパートナーを変えるチャンスのタイミングです。
結婚して10数年経ち、喧嘩を繰り返しながらも
子供もある程度大きくなっていく時期です。
そんなときに「このまま残りの人生をこの人と過ごしていいのか？」と
自分に問いかけてみてもいいです。
その答えがノーの場合、離婚という選択が
自分にとっても、パートナーにとっても、家族にとっても
良い選択であることは十分にあります。
手が届く夢を叶える
40代は人生の折り返し地点です。
もう若い頃のようなエネルギッシュさは無くても
70代、80代に比べるとまだまだ身体は動き
楽しいことを素直に楽しいと喜ぶ余力があります。
たがら40代は手が届きそうな夢をどんどん叶えることで
残りの人生を後悔のないものにすることができます。
40代にもなってくると「いまさら夢なんてない」と思う人も多いです。
そこで本書では、「自分の10年前、20年前の夢リスト」を
作ってみることをオススメしています。
つまり自分が20代、30代のときに
叶えたかった夢を書き出していくことです。
書き出したものの中で20代、30代のときは
お金がなかったなどで叶えられなかった夢も
40代になってある程度お金に余裕ができると
それらの夢は比較的叶えやすくなります。
このように、手の届く夢から叶えていくことで
若い頃のワクワク感が蘇って
輝いた人生の後半戦のスタートを切ることができます。
正しいことより楽しいことを選ぶ
40代になると、家族が出来て
職場でも役職が上がることで責任も重くなります。
そんなとき上司なら「こうするべきだ」や
父親なら「こうするべきだ」というような「するべきこと」と
自分が本当にしたい「楽しいこと」の板挟みになります。
そのときに「こうするべき」と考えて選択すると
人生はどんどん苦しくなっていきます。
子供の成長をもっと見守りたいなら
たまには仕事を休んで子供の行事に参加したり
家事や育児に疲れたら親戚や友達に子供を預けて
パートナーと2人で旅行に行くのもありです。
もちろん、他人には迷惑をかけないように配慮は大切ですが
たまには自分の役割を忘れて、好きなことに集中する日があってもいいです。
人間誰しもが人生を楽しむために生まれてきたので
自分の生涯を終えたときに後悔しないように
精一杯楽しむことが大切です。
最後に
ここまで本書について紹介してきました。
40代だけでなく、20代や30代の人にとっても
とても勉強になる1冊だと思います！
本書が気になる方は
是非手に取ってみてください！
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