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『それでも日々はつづくから』の要約と感想について | 燃え殻さん著書

エッセイ

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は、燃え殻さんの

『それでも日々はつづくから』 について紹介をしていきます!

 

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『それでも日々はつづくから』について 

本書の概要

本書は「ボクたちはみんな大人になれなかった」や

これはただの夏」などの作品の著者である

燃え殻さんのエッセイ集です。

 

何気ない日常から

不思議な出来事・ダメエピソードなどが

燃え殻さん独自の表現で

読者を惹きつける1冊です。

 

本書をオススメしたい人

・燃え殻さんが好きな人

・エッセイが好きな人

・心地の良い作品が好きな人

 

本書は、燃え殻さんの

週刊新潮に連載されているエッセイを

書籍化した作品になります。

 

燃え殻さんの日常や

「ボクたちはみんな大人になれなかった」同様の

過去に起こった淡い出来事なども書かれている

ノンフィクションのエッセイ集です。

 

非常に手に取りやすい作品で

少し疲れた時などに

クスッと笑えるようなエピソードなどが

多数収録されています。

 

『それでも日々はつづくから』の概要

本書の概要

ズルズルと行けるところまで、やってみるしかない。

「案外、僕たちはその行き着く先が
同じようなものだということを忘れがちだったりする」

「消えてしまいたい」それくらいの傷だらけで今日も生きている。決定的に死にたくなるような出来事は、そんなに起きないけれど。「己を鼓舞する呪文がほしい。この本にはそのヒントがあります」と壇蜜さんも推薦!!

引用元:それでも日々はつづくから

 

本書の目次

本書の目次は以下になります。

 

疲れると人間に会いたくなるのだ

「解放してあげるよ」

「いま、広島だよ」と打ち込んで、結局、中目黒で降りていった

世の中はとにかくミュージシャンに甘い

四十代も半ばを過ぎて

「暗証番号は1010、私の誕生日、10月10日」

家出少女とピンク映画

「じゃあ、このまま行こうよ。熱海」

食事、睡眠、マッチングアプリ

クレーマー クレーマー

バニラ♪ バニラ♪ バニラ♪ バニラ♪

「お前、覚えてろよ」

チーム『それでも日々はつづくから』

大橋裕之 マンガ 燃え殻 コラム 「目黒川」

「俺さ、井上陽水と飯を食ったことあるんだよ」

まーまー好きだった人

ナポリタン、インスタ映え前夜

プロドタキャン

「袋、いりますか?」「あ、大丈夫です」

大橋裕之 マンガ 「ただの夏」

挫折だと思ったら左折だった

「お客」に必ず「様」を付けろという「輩」

この連載にファンレターが届いた!

なんならこのまま箱根湯本まで

誰も許さなくていい、生き延びてほしい。

「そもそも答えなんてないから」

カニクリームコロッケ来なさすぎ問題

人生の松竹梅をまんべんなく味わう男

大橋裕之 マンガ 燃え殻 コラム 「カレーライス」

暗闇から手を伸ばせ

大橋裕之 マンガ 燃え殻 コラム 「自称ミュージシャン」

世界は弱肉強食で出来ている

夢や希望よりも「生きてるだけで立派」な年頃

ブエノスアイレス発の銀河鉄道

「運命」と呼んで片付ける日々

ピンクとグレーと無人島

「すみません、サインもらっていいですか?」

「では一枚だけ頬杖ください」

「行け! いましかない!」

人はトークイベントに行かない生き物です

ついに原作者先生役が回ってきた

魂がゾクッとする

「好きな男ができたから別れたいの」

ネットはあらゆるミシュランの巣窟

「死にたいです、なる早で連絡ください」

「どっちかというと消えたい」くらいの傷だらけで生きている

人間の取り扱い説明書

引用元:それでも日々はつづくから

 

『それでも日々はつづくから』の感想

思わず共感してしまう話!

燃え殻さんの文章の上手さから

情景がくっきりと思い浮かべられ

燃え殻さんと同じ体験をしたかのようになれる

エピソードがたくさんあります。

 

「クレーマー クレーマー」

「バニラ♪ バニラ♪ バニラ♪ バニラ♪」

『「俺さ、井上陽水と飯を食ったことあるんだよ」』などは

燃え殻さんの実体験にも関わらず

職場などに「そんな人いるいる!」と

思わず共感してしまうエピソード

つい誰かを想像してしまいます。

 

また『「袋、いりますか?」「あ、大丈夫です」』

「カニクリームコロッケ来なさすぎ問題」

「ネットはあらゆるミシュランの巣窟」などは

よくある日常の光景や

誰もが1度は体験したような「あるある」のエピソード

心をくすぐられるものばかりでした!

 

女性とのエピソード集

燃え殻さんの過去の恋愛については

「ボクたちはみんな大人になれなかった」で

エモく表現されていましたが

本書では他の女性とのエピソードや

男女の関係についての話もあります。

 

「解放してあげるよ」

「家出少女とピンク映画」

「『いま、広島だよ』と打ち込んで、結局、中目黒で降りていった」

「まーまー好きだった人」

「好きな男ができたから別れたいの」など

女性にモテていたり、別れたり、淡い恋など

女性エピソードが多かったです。

 

個人的には

「じゃあ、このまま行こうよ。熱海」のような

勢いのあるエピソードは

青春だなーと感じてしまいました。

 

どこかの誰かを救うエッセイ集

遠慮しがちで自信がなさそうだけど

人としてツッコみたくなるような

ダメエピソードもある燃え殻さんだからこそ

多くの読者に人気なのかなと感じました。

 

「そんなに自分を下げなくても・・」と

読者に思わせるようなエピソードや

世間の代弁者のような

燃え殻さんの気持ちをストレートに書かれた

エピソードもあります。

 

ですが、どこか抜けている燃え殻さんだからこそ

本書を通じて、ダメな自分を

少しでも許してしまえるような

気持ちにさせてくれます。

 

「己を鼓舞する呪文がほしい。この本にはそのヒントがあります」

壇蜜さんはこのように仰っていましたが

まさにその通りで、燃え殻さんの人柄と表現によって

「誰かを救っているのではないか?」と感じられる

心地いい作品です。

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

 

多種多様なエピソードで

程よい心地よさを与えてくれる本書は

本当に面白いなと感じました!

 

本書が気になる方は

是非手に取ってみてください!

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