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『世界一やさしい「才能」の見つけ方』の要約について

ビジネス

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は、八木仁平さんの

「世界一やさしい「才能」の見つけ方」について紹介をしていきます!

 

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『世界一やさしい「才能」の見つけ方』について 

本書の概要

本書はひとことで言うと

自分の才能に気付かせてくれる1冊です。

 

本書をオススメしたい人

・自分の才能を知りたい人

・自分には才能がないと思う人

・適材適所の場所で活躍したい人

 

「自分は才能なんてない」と思っている人はかなり多いです。

ですが本書では「才能は誰にでもある。」と書かれています。

 

そして、もし自分に才能がないと思うのであれば

それは自分の才能に気付けていないだけです。

 

著者自身も現在は会社の代表取締役ですが

コンビニのバイトを2ヶ月でクビになったり

大学卒業後に働く目的を見失って鬱にもなっています。

 

ですが文章を書いて人に伝える才能を見つけ

それを活かせるようになってからは

ブログで累計2600万PVを達成したり

初めて書いた著書がベストセラーとなりました。

 

このように物事の上手くいくいかないの差は

才能を活かしているかどうかの差となります。

 

才能を活かしている人は、水を得た魚のように

イキイキして自己肯定感も高まり、成果も出ます。

 

反対に才能を活かせていない人は

自己肯定感が低くなり、成果も出にくい状態です。

 

実際にほとんどの人は才能を活かすどころか

見つけられていないことが多いです。

 

本書では、自分の才能を知ることができる1冊です。

 

『世界一やさしい「才能」の見つけ方』のまとめ

ついやってしまうことが才能

多くの人は「人より上手くできること = 才能」と誤解しています。

 

これが間違いである理由は

世界一上手くやれることなんてほとんどないからです。

 

例えば、中学校の中で自分が1番野球が上手いとしても

強豪校の高校や大学に進学したり、プロ野球の世界に行けば

自分より上手い人はゴロゴロいます。

 

そして「才能は他人よりも上手くやること」と考えると

必ず自分よりも上手くやれる人が出てきて

「俺には才能はない」と才能が見つけられなくなります。

 

本書では「ついやってしまうこと = 才能」と定義しています。

 

才能は呼吸のようなもので、生まれてきてから自分が

知らず知らずのうちにやっていることです。

 

ゲーム実況者はついゲームをしてしまいますし

電車オタクはつい電車を見てしまいます。

 

他にも「つい行動してしまう」「つい人間観察をしてしまう」

「つい人の気持ちを考えてしまう」といったこともすべて才能です。

 

このように他人ではなく、自分がついやってしまうことの中に才能があり

逆に才能がないというのは、ついやってしまわないことです。

 

つまり才能がないことは、意識しないとできないことです。

 

このように才能があることは

頼まれてもいないのについやってしまうことです。

 

憧れになろうとするは間違い

憧れは今の自分がダメだから、なりたい自分になろうとする発想です。

つまり憧れは自己否定になります。

 

例えばアイドルやモデルに憧れると

痩せていない、可愛くない、二重になっていないなどで

自分はダメという自己否定が生まれます。

 

そして多くの場合、憧れる相手は自分にないものを持っている人です。

 

人は大抵、頭の良さ、ビジュアル、能力、スタイルなど

自分にないものを持っている人に憧れます。

 

しかしそれは、魚が鳥に憧れて空を飛ぼうとすることであり

茄子がにんじんに憧れてスリムになろうとすることです。

 

つまり同じ人間でも、人によって全く違う特性を持っています。

 

なので周りに目を向けるのをやめて

自分の良さに目を向けて、それを活かした方がいいです。

 

実際に本書では、以下のように書かれています。

はっきり言いますが、憧れを手放さないかぎり

「自分の才能」は絶対に見つからない

 

つまり、憧れの人になることを諦めることが重要です。

 

資格やスキルよりも、まずは才能を見つけること

才能は一生変わらないものですが

スキルや資格は流行り廃りがあります。

 

例えば「英語が話せる」などのスキルは

AIによって翻訳が容易になることから

時代によって重宝のされ方や重要性が変わります。

 

ですが「人の気持ちを考えられること」などの才能は

どれだけ時代が変化しても一生変わらないものです。

 

つまり自分の才能さえ分かっていれば

たとえ時代が変化して、スキルや知識が古くなっても

自分の才能を活かせる仕事を見つけやすいということです。

 

なので才能を見つけることが先で

勉強やスキルは後にすることです。

 

にもかかわらず、多くの人は

スキルや知識を学ぶことに時間をかけて

人生の土台となる才能を見つけることに時間をかけません。

 

実際に著者に相談してきた人のなかには

「頑張って公認会計士の資格を取って就職したが、仕事が合わないから辞めたい。

でもこれまでの努力が水の泡になることを考えると

仕事を辞める決断できない。」というものもありました。

 

これはまさに自分の才能を見つける努力を後回しにして

周りの憧れや、スキルや知識、資格の取得ばかりを重視した結果です。

 

つまり才能が土台であり、スキルや資格はその土台の上に成り立つものです。

 

努力すれば才能がなくてもなんとかなる

すべての仕事はまず才能がないと

いくら努力しても上手くいきません。

 

残酷ですが歌の才能がないのに、努力をしたところで歌手になれませんし

人と接することが苦手な人が、接客業をいくら努力しても上達しません。

 

つまり現実は才能ありきであり、才能がなければ何もものになりません。

 

確かに努力も大事ですが前提として才能は

その人がついやってしまうことです。

 

だから自分の才能があることに関しては

そもそも努力をしているという感覚がありません。

 

一方で才能がない人は、意識して何かをやろうと努力しますが

苦しく、ストレスが溜まり、イライラする割に結果が出ず

そのため努力を継続できなくなります。

 

なので自分の才能がないところでの努力とは

ある意味努力とは言えません。

 

成功者から学べば成功できるのは間違い

自分と成功者では持っている才能が違います。

そのため成功するための方法が違います。

 

コツコツと毎日継続して成功する人もいれば

外に出て人と会いまくって成功する人もいます。

 

プログラミングで成功する人もいれば

不動産で成功する人もいれば、営業で成功する人もいます。

 

にもかかわらず「とにかく行動しろ」「考えて行動しろ」

「人脈が大事」「人脈なんていらない」

「睡眠が大事」「寝ずに仕事をしろ」と

人それぞれ自分の成功したやり方を口にします。

 

ですが成功する方法が人によって違うので

それを聞いているとかえって混乱してしまいます。

 

このように成功者の口から出る内容のほとんどが

その人にとっての成功パターンであったり

その人だから上手くいったやり方でしかないです。

 

目を向けるべきなのは、他人の成功話ではなく自分の過去の実体験です。

 

それぞれの人が今までの人生の中で

上手くいったことや失敗したことがあるはずです。

 

そのうえで自分がどういうことをついやってしまうのか

どういうことが得意で、何が苦手なのかのデータを自分が誰よりも持っています。

 

つまり、まずは自分の内側を分析することが大事であり

そうすれば自分の才能が見えてきます。

 

ついやってしまう動詞の中にある

才能は動詞に注目すれば見つかります。

 

まずは何をやっている時が楽しいか

何をやっている時が時間を忘れられるかを

紙に書き出してみることです。

 

次にその好きなものの中から、動詞を探していきます。

 

例えば「ゲームが好き」で終わるのではなく

「ゲームをしている時のどんな行動が好きか」です。

 

ゲームでコミュニケーションをとっていることなのか

黙々と1人でプレイしてレベルを上げてることなのか

ゲームの世界観を知ることが好きなのか

ゲームの戦略を練ることが好きなのかなど

一口にゲームが好きと言ってもタイプが全然違います。

 

ゲームで人とコミュニケーションを取るのが好きな人は

人と関わることが苦にならない人です。

 

逆に好きなゲームでコミュニケーションを取ることすら疲れる人が

人と関わる仕事が向いていない可能性が高いです。

 

1人で黙々とプレイするのが好きな人は

コツコツと何かに打ち込むタイプの人であり

戦略が好きであればマーケティングが好きということです。

 

このようについやってしまうことの中にある

動詞を探すことで才能が見つかります。

 

才能を見つける5つの質問

才能を見つける5つの質問に答えられれば

自分の才能をかなり見つけやすくなります。

 

それは以下の5つです。

①他人にイラっとすることは?

②親や先生によく注意されたことは?

③やっちゃダメと禁止されると辛いことは?

④あなたの短所を「だからこそ」で言い換えるとどうなりますか?

⑤他の人は嫌がるのに、自分には楽しいと思えることは?

 

「他人にイラっとすることは?」については

他人にイラっとすることということは

 自分の中で当たり前にできていることや

こだわっていることだからこそイラっとします。

 

他人の文章や服装、言葉遣い、伝え方など

他人に対してイラっとするポイントは違ってきます。

 

逆にイラっとしないことは興味もないし、どうでもいいと思えることです。

 

つまりイラっとしていることは

それだけ自分が執着しているということでもあります。

 

執着するということは当然興味があることであり

他にも「他の人は嫌がるのに、自分には楽しいと思えることは?」も大事です。

 

掃除や洗濯などの家事を嫌がる人が多い中

家事をすることで生活が整うから楽しくて好きと思う人もいます。

 

また文章を書くことや、淡々とした作業も

ある人からすると嫌でめんどくさい行為ですが

自分にとっては楽しいと思えるものもあります。

 

また「やっちゃダメと禁止されると辛いことは?」については

おそらく誰もが自分の生活の中で

これがなくなったらダメになってしまう大事な行動があるはずです。

 

才能を見つけたいのであれば、これら5つの質問に答えて

その後に「どんな行動が楽しいと思うか?」を自問自答し

動詞を抜き出していくことです。

 

才能があることに共通する特徴

前述の質問に答えていくと

「これは才能なのか?」と分からないことも出てきます。

 

そこで才能があることに共通する7つの特徴より

自分に才能があるかどうかの判断をしてみることです。

 

才能があることに共通する7つの特徴は以下になります。

①活動に引き寄せられる

②ノンストレスでできる

③やっていると自分らしい感覚がある

④上手くできる

⑤早くできる

⑥やっていると時間が早く過ぎる

⑦やり終わった後に満足感がある

 

いうまでもなく才能は「自分がついやってしまうこと」なので

やっている時にストレスを感じないものですし

没頭できるので時間が早く過ぎてます。

 

そしてやり終わった後に

いい時間が過ごせたなという満足感があります。

 

つまり、今の仕事がこれらの特徴に当てはまらない場合は

もっと自分の才能が活かせる仕事に変えた方がいいということです。

 

才能を活かして育てる方法

「自分の才能はこれだ!」というものが見つかれば

次はその才能を活かしたり、育てていく必要があります。

 

例えば「物事を慎重に進める」という才能があるなら

「ミスが少ない」ということが長所になる反面で

「仕事が遅い」ということが短所になります。

 

そのような人が完成度ではなく

とにかくスピードだけを求められる仕事をすれば

当然自分の才能が短所となり、全く使えない人になります。

 

ですがそのような人でも環境が変わって

ミスが許されない仕事をするようになると

自分の才能を活かすことができるので

周りからすごい人だと言われるようになります。

 

このように自分の才能は、長所にも短所にもなり得るので

自分の才能の短所の部分が、表面化しないようにカバーして

長所の部分だけを活かせる環境に、身を置く必要があります。

 

これが才能を活かすということです。

 

長所を活かすのが先

才能を活かすためには

長所を生かして短所をカバーするべきですが

これには順番があります。

 

それは長所を活かすのが先で、短所をカバーするのが後です。

 

その理由は、人は長所を活かすことで

自己肯定感が上がり、ポジティブになることで

視野も広くなって、短所を補う余裕が生まれるからです。

 

余裕が生まれることで、自然と短所のカバーにも目が向くようになります。

 

お金の余裕があるからこそ広い視野で

投資や人間関係などにお金を回せる感じです。

 

逆に短所をカバーすることから始めると

「あれもダメ、これもダメ。俺は本当にダメ人間だ」という感じで

切迫し、視野が狭くなって悪循環が生まれます。

 

お金の余裕がない状態だと

目の前の家賃や電気代、借金のことで頭がいっぱいになり

思考力が落ちて、ギャンブルで一発逆転を狙う感じです。

 

だからこそ人間は貧することがないように

常に余裕を持っていなければならないのです。

 

その余裕は自分の長所を発揮することで生み出されるので

だから長所を活かすことが先で

余裕ができたら短所をカバーするのが正しい順序です。

 

長所を活かす2つの方法

長所を活かす方法は2つあります。

それは「クラフト法」と「環境移動方法」です。

 

「クラフト法」とは今の状況で

自分の長所を活かすためにもがくことです。

 

コツは「もっと自分の才能をうまく使う方法はないか?」と自問自答することです。

 

例えば人と接するのが好きなのであれば

事務ではなく、営業に部署を変えてもらうようお願いするようなことです。

 

それが難しいのであれば

副業で何か自分の才能を活かせる仕事がないかを考えたりします。

 

ちなみに本書では

「90%以上の方は、今いる環境でも、工夫次第で「才能を活かす余地がある」」と書かれています。

 

次に「環境移動方法」ですが

これは自分の長所を活かせる環境に移動することです。

 

当たり前ですが、自分の短所が出てしまう環境に身を置いても

結果は出ませんし、時間の進み方も遅くストレスが溜まります。

 

だからそういう環境で働いているのであれば

環境を変えてしまうことが1番手っ取り早いです。

 

ですが転職をして今よりも合わない会社に行くこともあるので

あくまでも会社を辞めたり転職するのは最終手段です。

 

今の仕事をして体調やメンタルを崩している場合や

崩しそうな予兆がある場合が環境を変える合図です。

 

働いていてストレスで体調を崩すのは

その仕事で自分の長所を活かせていないことなので

短所が表面化しているというサインです。

 

自分の長所ではなく短所が出てしまう仕事からは

徹底的に逃げなければいけません。

 

また環境を変えるときに注目するポイントは

うまくいった過去の経験の共通点を探ることです。

 

自分が伸び伸びとやっていて

結果を出せていた時の状況を振り返って

うまくいった要素を見つけていきます。

 

そんな経験を2つ以上見つけ、それを手がかりにして

自分の長所を活かせる仕事や環境に身を置くことが大事になります。

 

1つの経験だけだと根拠が弱いので

2つ以上の経験を見つけて根拠を強めることが大切です。

 

短所をカバーする方法

短所をカバーする方法は3つあります。

それは「手放し法」「仕組み法」「人頼り法」です。

 

まず「手放し法」は自分らしくないことや

自分の苦手なこと、ストレスを感じたりする作業を手放すことです。

 

実際に自分の満足にも仕事の成果にも繋がっていないのに

やっていることは意外なほど多くあります。

 

極論、自分に合わないことを全部やめてみて

特に影響がないのであれば大丈夫です。

 

次に「仕組み法」は自分の苦手な部分をカバーするような

仕組みを活用して、短所が表面化しないようにすることです。

 

例えば目覚まし時計やスマホのアラームは

「早起きが苦手」という短所をカバーするための仕組みの一つです。

 

目覚ましを使わずに「早起きは俺らしくない!」といっても

生きていると普通に困ります。

 

他にも、家事が苦手なら家事代行サービスを使ったり

洗濯物を干すことが苦手ならドラム式洗濯機を導入するなど

 

苦手だけど必要なことに関しては、仕組みで解決することです。

 

そして「人頼り法」は自分が苦手なことが人にしかできない場合

それを人にお願いして解決することです。

 

例えば、問い合わせに対する返信や電話対応などが苦手で

仕組み化しようがない人にしかお願いことを人にお願いするイメージです。

 

大事なのは自分が自分の得意なところで活躍して

苦手なことは、それが得意な人にお願いするということです。

 

なかには人に頼ることが苦手という人もいますが

才能が人それぞれ違うので、自分の苦手なことが得意な人もいますし

人に頼られること自体嬉しいことです。

 

なので相手の苦手なことが自分は得意な場合

それをやることで相手を喜ばせることができるので

頼まれた側も嫌な気分にはなりません。

 

自分の苦手なことをうまく人に頼ることで

かなりやることの選択肢が広がります。

 

才能を強みに育てるには、ロールモデルが必要

自分の才能を活かして、強みとして育てるには

スキルや知識が大事になります。

 

才能があって、それを活かす場所があっても

その才能を育てるスキルや知識がなければ、才能はなかなか開花しません。

 

例えるなら「速いボールを投げられる」という才能があって

それを活かせる野球という競技があったとしても

いいコーチや効果のある練習をしないといい選手になりません。

 

だから必ず自分の才能が活きるような

スキルや知識を身につけておくべきです。

 

自分の才能を育てるために学ぶべきことは

自分と似た才能で成功しているロールモデルを見つけることです。

 

ロールモデルとは手本という意味です。

 

つまり、自分と似た才能を持っていて

強みとして成果を出している人がいれば

その人の真似をしていこうということです。

 

前述では憧れを捨てて、自分の内側を見ることが大事とのことですが

これは自分と才能の違うほとの真似をするなということです。

 

ここでは自分と似た、または近い才能を持っていて

自分がなれる可能性のある成功者の

やっていることを真似しようということです。

 

ポケモンでいえば、レベル20のピカチュウが

レベル50のピカチュウを真似して

同じ場所でレベル上げをしたり

10万ボルトを習得するようなイメージです。

 

逆にピカチュウがレックウザに憧れて

ドラゴンクローを習得しようとしても無理です。

 

そして自分と似た才能の人を見つける方法は

自分が嫉妬する人を探すことです。

 

嫉妬する相手というのは、自分とどこか似ています。

 

嫉妬することは「自分にもできそうなことを先にやられた」

「これ俺にもできそうだったのに!」と思えるからです。

 

一方で才能が違う人や、自分とかけ離れたすごい人には嫉妬しません。

 

このように、人は自分と似た才能を持っている人には嫉妬するので

自分が嫉妬してしまう成功者のやってきたことや学んだことが

今から自分の才能を育てるためにやるべきことです。

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

 

才能の見つけ方や育て方について

かなり詳しく書かれている1冊です!

 

本書が気になる方は

是非手に取ってみてください!

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