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『ドイツ人はなぜ「自己肯定感」が高いのか』の要約について

本紹介

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は、キューリング恵美子さんの

『ドイツ人はなぜ「自己肯定感」が高いのか』

について、紹介をしていきます!

 

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『ドイツ人はなぜ「自己肯定感」が高いのか』について 

本書の概要

本書はひとことで言うと

ドイツ人のように自分らしく生きる方法

について教えてくれる1冊です。

 

本書をオススメしたい人

・自己肯定感が低い人

・自己肯定感を高めたい人

・ドイツ人の価値観を知りたい人

 

日本は平和で豊かであり

しかも料理も美味しいですが

労働時間が長く、自殺率が高い国です。

 

それは、豊かな国でありながら

豊かさを感じる人は少ないからです。

 

他人に迷惑をかけてはいけない

空気を読まなければいけない

といった日本らしい考え方が

生き苦しさを招いているかもしれません。

 

実際に著者は日本にいたときは

これらの考えは普通と思っていました。

 

しかしドイツ人との結婚を機に

ドイツに移住してみると

それらの価値観は

日本だけが普通ということに気付きました。

 

日曜日と祝日は

ほとんどの全国民が休むため

スーパーは開いておらず

多くの女性が

ノーメイクで外出していました。

 

ドイツ人は他人の評価より自己評価

という考え方が浸透しています。

 

自己肯定感を調査した

内閣府のデータでは

日本や他の国を抑えて

ドイツはかなり上位にいます。

 

つまり日本よりも経済が発展していない

ドイツの方が「自分に価値がある」と

思えている人が多いということです。

 

本書では、そんなドイツ人のように

自分らしく生きられる方法について

詳しく解説されています。

 

『ドイツ人はなぜ「自己肯定感」が高いのか』のまとめ

ドイツ人は化粧をしない

著者がドイツに移住して

まず驚いたことが

近所でも街中でも多くの女性が

ノーメイクで過ごしていることです。

 

そこで著者はドイツ人の友達に

「なんでメイクしないの?」と聞きました。

 

すると「結婚式やパーティにいくときは

メイクをすることもあるけど

普段はする必要がないし・・・」

「どうしてそんなこと聞くの?」と

不思議そうな顔をして言われました。

 

ドイツ人は、メイクをしてようが

ノーメイクだろうが

本当の自分の価値は

変わらないと考えています。

 

日本では女性は

常にメイクをするのが普通で

自分がどう他人から見られているかを

気にしてしまいます。

 

ドイツ人は他人の目より

自分の気持ちを優先するため

それが自己肯定感に繋がっています。

 

ドイツ人は服装を気にしない

ドイツ人は部屋着のような

ダサい服で平気で外出し

会社にも着てきます。

 

また、日本のように

流行のファッションを追わなければ

通勤にスーツを着ている人も少ないです。

 

靴下に穴が空いていたり

服に毛玉がたくさんついても

平気な人が多いです。

 

なぜならドイツ人にとって服は

オシャレかどうかよりも

機能性や安さや機心地の良さを

重視する傾向があります。

 

そもそもドイツ人は

相手の服装に興味を持つ人が少なく

服ごときで何か言われません。

 

なぜなら他人からの目線より

自分の気持ちが大切だからです。

 

ドイツ人は休むために働いている

ドイツ人は休むために働いています。

そのため短時間で

仕事を終わらせることを考えており

自分の仕事が終わったら

他人の仕事を手伝うこともないです。

 

とにかく残業をせずにさっさと帰るのが

ドイツ人の仕事のやり方です。

 

ドイツの労働法では

1日の労働時間は8時間までに

制限されています。

 

また有給休暇取得率が

ほぼ100%となっており

休日のために働いているドイツ人にとって

有給を消化しないのはあり得ません。

 

ちなみに日本よりも

しっかりと休むドイツの方が

1時間あたりの生産性が高いです。

 

ドイツの1時間あたりの

労働生産性は日本の1.5倍です。

 

ドイツ人は上下関係を気にしない

ドイツではお客さんはもちろん

上司や先輩に対しても

タメ口で話すことが多いです。

 

そのため店員さんがお客さんに対して

低姿勢になることもないですし

無理に笑顔で接することもないです。

 

そのためドイツに転勤してきた

日本人の多くはドイツの店員さんの

接客態度の悪さに衝撃を受けます。

 

日本ではアルバイトでも

丁寧な接客が求められ

変なクレームをつけられたら

謝らなければなりません。

 

そしてそれがブラック企業や

サービス残業・過労死に繋がっていきます。

 

ドイツ人は休日に仕事をしない

ドイツ人は基本的に休暇をとると

メールを全くチェックせず

会社からの電話にも出ません。

 

そのため、仕事先の担当者が

長期休暇をとっていた場合

2週間は平気で待たされます。

 

著者自身もドイツに来たときは

2週間も待たされて困りました。

 

しかし「仕事よりも休日」を

大事にするドイツ人の価値観を知り

生き方を見直すきっかけになりました。

 

ドイツ人は物欲に振り回されない

ドイツに行くと面白いことに

物欲がなくなると言われています。

 

ドイツ人は携帯はプリペイドで

服は必要最低限しか買わず

電化製品も動けばOKという人が多いです。

 

ドイツ人は

「古いものを大事に使っているのがかっこいい」

「まだ使えるものを無駄にして捨てるのは嫌い」

という考え方の文化です。

 

そのためドイツに行くと

物欲が刺激されないので

お金を無駄に使うこともなくなります。

 

そのおかげで日本のように

残業や休日出勤をして

たくさんお金を稼ぐという

労働意欲がドイツ人にはあまりないです。

 

ドイツ人は自分の気持ちをすべて言葉にする

日本でははっきりと言葉にせず

お互い気持ちを察し合う文化があります。

 

ですがそのせいで無駄に気を遣ったり

行き違いが生まれます。

 

一方でドイツ人には

そういった煩わしさはなく

自分の気持ちは100%言葉にします。

 

なぜなら意見は言葉にしないと

伝わらないという考えから

誰も察してくれません。

 

黙っていると自分が損をするので

ドイツ人は自分の考えや要望は

ガンガン自分から発言します。

 

そのため行き違いや

空気の読み違いが少ないです。

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

 

ドイツと日本の価値観や文化が

全然違うことを本書で知りました!

 

日本の常識はあくまでも日本だけと

考えると少し気が楽になります。

 

日本人でも、ドイツ人の価値観から

惹かれるものや参考になるものが

必ずあると感じました!

 

本書が気になる方は

是非手に取ってみてください!

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