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『損する結婚 儲かる離婚』の要約

恋愛

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は、藤沢数希さんの

「損する結婚 儲かる離婚」について

紹介をしていきます!

 

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「損する結婚 儲かる離婚」について 

本書の概要

本書はひとことで言うと

結婚と離婚の現実について書かれた1冊です。

 

本書をオススメしたい人

・日本の結婚観に疑問を持っている人

・結婚や離婚を考えている人

・結婚や離婚の現実を知りたい人

 

本書は、日本の結婚観についての

批判的な視点から、結婚がもたらすリスクや

離婚がもたらす可能性について論じた1冊です。

 

著者は、結婚によって失うものが多くあると考えており、

離婚によって生じる経済的負担や精神的苦痛についても述べています。

 

一方で、離婚によって自由な時間や選択肢が増えることや、

再婚によって新たな人生をスタートできる可能性もあります。

 

また、離婚によって人間関係や精神的に

プラスの影響を与える場合もあります。

 

本書では、結婚という選択を否定しているわけではなく、

結婚や離婚について客観的に考える必要性を言及しています。

 

「損する結婚 儲かる離婚」 のまとめ

結婚相手を間違えると人生が終わる

日本では、結婚式で永遠の愛を誓ったはずの夫婦の

3組に1組が離婚しています。

 

一昔前は離婚は珍しいことでしたが

今時珍しいことでもありません。

 

なので、結婚するときは

離婚したときのことも想定しておくべきです。

 

まず離婚すると、お金で揉めます。

 

愛し合った夫婦同士が

お金を奪いあう関係と変わります。

 

結婚とお金は切っても切れない関係であり

争われるお金は大きく分けて

「慰謝料」「婚姻費用」「財産分与」の3つです。

 

さらに子供がいれば「養育費」もかかります。

 

色々な種類のお金を取られることから

離婚後の男性の自殺率は高いです。

 

そのため、結婚相手を間違えると

何もかもなくなってしまいます。

 

婚姻費用について

婚姻費用が離婚する際に、最もかかるお金です。

 

婚姻費用とは、正式に離婚が決まるまで

多く稼いでいる方が、稼いでいない方にお金を払うことです。

 

ざっくり言えば、離婚するまでは夫婦なので

相手に自分と同じレベルの生活をさせようということです。

 

夫がサラリーマンで、嫁が専業主婦なら

別居して会えない嫁に対して

正式に離婚が決まるまで生活費などを支払います。

 

婚姻費用は、どちらかが浮気したやDVしたとか関係なく

お金を持っている方が持っていない方に支払うだけです。

 

仮に専業主婦である嫁が浮気した場合も

嫁に対して婚姻費用の支払い義務があります。

 

浮気での慰謝料に比べると、婚姻費用は大きな金額であり

毎月15万円ほどを支払うケースが最も多いです。

 

相手が離婚を認めてくれるまで

ずっと支払い続けなければならず

だいたい最短で2年、最長で10年ほどです。

 

婚姻費用を払ってもらう方は

長引かせるほど不労所得が毎月入るので

離婚をサクッと認めると損になります。

 

さらに離婚調停中だと

夫婦間が顔を合わせることがなく

話し合いは弁護士と裁判所を通じて、月1回程度行われます。

 

月1回程度だと話し合いはあまり進みまず

離婚したくても離婚できないケースが多いです。

 

また、離婚して欲しいなら

そこから多額の和解金を支払うように言われることも多いです。

 

このことから、離婚後の男性の自殺率が高くなります。

 

しかも誰も助けてくれないのが婚姻費用であり

自分と収入の格差がある相手との結婚はとてもリスクがあります。

 

財産分与について

財産分与とは、結婚して稼いだお金は

離婚したら全て夫婦2人で半分ずつ分けることです。

 

例えば夫の年収500万円で、妻の収入が0の場合

2人で協力して500万円稼いだとみなされます。

 

つまり、夫は仕事で250マン稼いで

妻も家事で250万円稼いだとみなされます。

 

これは法律上

夫が稼げるのは妻のサポートがあったからという解釈です。

 

独身時代に年収500万円を稼いでいた場合

結婚したら、妻のサポートありきの500万円となります。

 

普通に考えて、専業主婦と結婚したことで

2倍の効率で仕事ができるようになったり

2倍長く働けるわけではありません。

 

ちなみに結婚する前に稼いだお金は

自分1人で稼いだことになるので

財産分与の対象とはなりません。

 

専業主婦を望む女性と結婚しない

男性が結婚してはいけない相手は

子供がいないのに専業主婦をしたがる女性や

働く気が全くない女性です。

 

なぜなら、仕事をしたくないから

結婚したいだけの可能性が非常に高く

寄生する気満々な女性ということです。

 

もしそういう女性と結婚したら

相手は好き放題やって離婚する際に、

婚姻費用と財産分与を搾り取られます。

 

なので、彼女が専業主婦になりたいと言ったら

一度立ち止まって考えた方がいいです。

 

低収入で怠け者の男性と結婚しない

女性が結婚していけない相手は

自分より収入の少ない怠け者の男性です。

 

婚姻費用は暴力や浮気に関係なく

お金を持っている方が持っていない方に支払います。

 

もし自分より収入の少ない男性と結婚して

その男性が浮気をしたり、暴力をふるって離婚しても

お金を支払うのは、被害を受けたはずの収入の多い女性側です。

 

結婚した途端に相手の態度が豹変して

暴力的になっても遅いのです。

 

そうなると女性が働きながら

元夫を養う生活となり、地獄となります。

 

お金持ちの女性は結婚しなくなる

これらのリスクが多いことから

お金持ちの女性は結婚しなくなります。

 

医師の場合、男性の生涯未婚率は2.8%ですが

女性の場合は35.9%です。

 

お金持ちの女性は結婚する必要がないです。

なぜなら、女性は基本的に

自分よりも能力があって、所得が高い男性と結婚したいからです。

 

男性も自分より収入の高い女性には

コンプレックスを抱きやすいですし

自分より年収の低い男性と結婚した女性は

先述の通り、リスクがとても高いのです。

 

となれば、自分より収入の低い男より

トイプードルを飼った方が癒しとなります。

 

稼げる女性にとって、収入の少ない男性と

結婚する合理性は1ミリもありません。

 

結婚が少子化を加速する

日本では結婚せずに子供を作るのは

許されない空気があります。

 

しかし、フランスやノルウェー、

スウェーデンなどの北欧諸国では、

結婚せずに子供をもうける比率が5割を超えています。

 

アメリカでも40%以上が

結婚せずに子供を作っています。

 

これは年々上昇しており

好きな人と事実婚をして子供を作るのは

世界的には普通のことなのです。

 

また、経済的にもそのような国では

シングルマザーに対して手厚い補助があります。

 

魅力的な相手と出会って

恋愛して、子供を作り、子育てをすることで

変な縛りもなく、裁判沙汰になることも少ないです。

 

リスクが少ないからこそ

子作りがしやすいことから、少子化を防いでいます。

 

日本でも結婚の件数は年々減っており

事実婚が少しずつ流行ってきています。

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

 

結婚や離婚に対して

客観的な目線をすることができる良書でした!

 

本書が気になる方は

是非手に取ってみてください!

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