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『頭のいい人の対人関係』の要約

ビジネス

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は、犬塚壮志さんの

『頭のいい人の対人関係』について紹介をしていきます!

 

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『頭のいい人の対人関係』について 

本書の概要

本書はひとことで言うと

人間関係の悩みを軽減して

人生をより豊かにしていく方法を教えてくれる1冊です。

 

本書をオススメしたい人

・人間関係の悩みがある人

・苦手な人がいる人

・人間関係を良好にしたい人

 

職場・友人・恋人・夫婦など

あらゆる人間関係において

良好でない状態であることはあります。

 

ですが、それらの原因の多くは

自分自身が人に対する接し方や態度が招いたものです。

 

本書の著者は、人間関係が上手くいかず

会社から不当な待遇を受けたりして

何度も退職をしています。

 

そこで著者は仕事をしながら

東大の大学院で交渉学を学び

ハーバード大学で交渉術のプログラムを受講しました。

 

他にもコミュニケーション、認知科学、

心理学に関する文献を1000冊以上読み漁って実践しました。

 

その結果、劇的に人間関係が改善し、

周囲から足を引っ張られることはなく

むしろ応援されるようになりました。

 

本書では、悩みの大半を占める人間関係を

円滑に進める方法が多数解説されています。

 

『頭のいい人の対人関係』のまとめ

自分の譲れないものを明確にする

自分の譲れないものを明確にする理由は

相手と話しているときに

自分の軸がブレないようにするためです。

 

実際に人間は、相手と話しているうちに

自分が譲れないものを忘れてしまって

後悔するような行動をとることが多いです。

 

就職の面接で、自分が譲れないものが

「ワークライフバランス」なのか「給与金額」なのか

「仕事の内容」なのかをハッキリさせておかないと

つい相手の口車に乗せられて

譲れない条件を譲ってしまうことがあります。

 

大人が誰かと会うときは

用がないのに会うことはなく

何かしらの交渉が必ず行われています。

 

なので、誰かと会う前には

自分が譲れないものが何かを

明確に決めておかないといけません。

 

そして、自分が重要視するものが

仮にプライベートの時間であれば

「なぜプライベートの時間が絶対に譲れないのか」を

明確にしておくことも大事です。

 

それは「仕事よりも家族の時間が大事」かもしれませんし

「趣味のスポーツ観戦をしたいから」かもしれません。

 

理由が明確になっていれば

誰かと会う時に、相手に流されて

分の悪い状況に追い込まれることもなくなります。

 

事前に相手の情報を集める

会う前に相手の情報を集める理由は

相手の情報をどれだけ把握しているかで

交渉の結果が大きく変わるからです。

 

取引先との商談で、相手が重視していることが

価格よりも納期だと事前に知っていれば

「他社よりも料金は高いですが、

納期は遅れたかとはありませんし

通常よりも2日早く提供できます。」と提案できます。

 

すると相手も、1番重視している納期の部分を

解消してくれる相手と取引したくなります。

 

また、異性とのデートでも

相手が何が好きなのかを

事前に把握しておくことが必須です。

 

遊園地が好きなのか、水族館が好きなのか

映画館が好きなのか、アウトドアが好きなのか

カフェが好きなのか、和食が好きなのかなど

徹底的に把握する必要があります。

 

このようなことを把握しておかなければ

最適なデートはできません。

 

人それぞれ好みや苦手なものが違うので

相手の情報を集めて、相手に寄り添った提案をすることが重要です。

 

また、相手の情報を事前に知る方法は

SNSや周りの友達に聞いたり

所属企業のホームページなどから調べるのがいいです。

 

事前にどれだけ相手の情報を持っているかが

交渉をしていく上で非常に重要となります。

 

人は自分に与えてくれる人を選ぶ

人が自分に与えてくれる人を選ぶ理由は

他人から何かをもらうと、返したくなるからです。

 

実際に誕生日プレゼントをもらったら

相手の誕生日にもプレゼントを渡したくなります。

 

洋服屋でも、店員さんが熱心に接客してくれると

「この店で買おう」と思ってしまいます。

 

このように、物だけでなく、相談や情報をあげたり

シンプルに相手の話を聞くことも含めて

相手に与えると、返ってきやすいです。

 

そのため、多くのサービスでは

試食や無料期間といったお試し期間があります。

 

全ての人間関係において

自分が100%得しようとするのではなく

60%くらいの美味しい部分を

相手に敢えて譲るよう意識することが重要です。

 

仕事の交渉であれば、敢えて美味しい条件を譲り

相手がどうなっても損しない提案をすれば

上手くいきやすくなります。

 

また、デートであれば

美味しいお店を探して予約したり

相手の好きな場所に行ったり

相手の話を聞いたりするのがいいです。

 

このようにギブをし続けると

相手は何かでお返しせざるを得なくなります。

 

もし仕事の人間関係が上手くいかないなら

自分が周りにギブしていないからですし

恋愛が上手くいかないなら

相手にギブしていないからです。

 

大事なことは目先の利益ではなく

中長期的に、関わっている人全員の得を優先することです。

 

人は損するかもしれないことを選ばない

人は得をすることよりも、

損をすることを回避したいと感じます。

 

例えば、2択で当たりが出たら1,000円もらえるが

ハズレだと800円支払わないといけなければ

このゲームをする人は少ないはずです。

 

期待値とすれば、当たりとハズレは50%で

2回やれば、双方1回ずつ出るので200円のプラスとなり

10回やれば1,000円のプラスです。

 

つまりオッズで考えれば

ゲームを続けた方が得できる可能性が高いにも関わらず

多くの人はゲームに参加しないです。

 

また多くの人は新しくできた飲食店に

なかなか入ろうとしません。

 

なぜなら損をしたくないからです。

 

行ったことない飲食店で失敗するなら

行きつけのところに行こうとします。

 

それは私たちが利益と損失の可能性を比較したときに

損失を回避したいと感じるからです。

 

そのため、何かの交渉をするときは

「このシステムで、売上が1000万円伸びます」というより

「このシステムで、コストを1000万円下げれます」といった方が

交渉はまとまりやすくなります。

 

つまり、相手が抱えている

「損するかもしれない」という不安を

解消するような提案をすることが重要です。

 

初対面では見せたいところだけを見せる

初対面では見せたいところだけを見せる理由は

相手は、初対面の印象が強く残るからです。

 

実際に人は、外見や職歴、言葉遣いなど

細かい部分で相手の全てを判断しようとします。

 

初対面の人がスーツを着て清潔感があれば

「この人は真面目そう」と思いますし

スキンヘッドにタトゥーが入っていれば

「この人は怖そう」と思います。

 

この初対面での印象が

その後も強く記憶に残ってしまいます。

 

つまり初対面の印象を良くすることに

全力を注いでもいいと言って過言ではないくらい

初対面の印象は重要になります。

 

初対面でどう見られたいかは人それぞれですが

ほとんどの人は綺麗な服装や笑顔、

しっかりとした言葉遣いであることがオススメです。

 

言いづらいことは相手が満たされている時に言う

人は満たされているときに、説得されやすくなります。

 

実際に夜景を見て告白をしたり

会社が儲かっているときに給与の交渉をしたり

食事をしながら取引先と交渉をすることは多いです。

 

これらは相手が満たされているときに交渉するいい例です。

 

そういう意味では、美味しい食事を提供する飲食店は

交渉する場にピッタリです。

 

美味しい食事をご馳走してくれれば

相手のガードも下がるので

普段では言いづらいことも

受け入れてくれる可能性が高くなります。

 

関係を深めたいならとにかく会う

人は接触回数が多いほど、好意が増していきます。

そしてポイントは接触時間よりも接触回数です。

 

接触する頻度は、初めに接触してから3日

長くて3週間以上は空けないことです。

 

実際に営業で何度も断られても

10回や20回も通えば、相手は根負けして

話を聞いてくれるようになったりします。

 

直接会うことができない場合は

初回の接触から3日以内にメールやチャットなどで

細かく連絡を取るといいです。

 

連絡がまめな人がモテるのは

単純に接触頻度が多いからです。

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

 

他にも対人関係をよくする方法が

多数紹介されていました!

 

本書が気になる方は

是非手に取ってみてください!

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