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『幸せとお金の経済学』の要約について

お金

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は、ロバート・H・フランクさんの

「幸せとお金の経済学」について紹介をしていきます!

 

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『幸せとお金の経済学 』について 

本書の概要

本書はひとことで言うと

お金と幸福の関係を教えてくれる1冊です。

 

本書をオススメしたい人

・お金と幸せの関係を知りたい人

・お金が与える幸せについて知りたい人

・お金について学びたい人

 

本書は、お金と幸福の関係についての関係について、

経済学と心理学の視点から解説されています。

 

お金と幸福には複雑な関係があることが強調されており

一般的に収入が増えれば、幸福感も向上すると考えられていますが、

それは完全な真実ではなく、多くの要因に影響されます。

 

もちろん一定の収入水準を達成することは、

基本的な幸福感を向上させることができますが

他にお金の使い方や人間関係なども、幸福感に大きな影響を与えます。

 

本書では、お金が幸福にどのように影響を与えるかについてと

読者により幸福な生活を追求するための考え方が解説されています。

 

『幸せとお金の経済学 』のまとめ

1 収入が増えない時代の幸せとお金の研究序説

本章は本書の序章で、

収入と幸福の複雑な関係に焦点を当てています。

 

まず、現代社会での収入と幸福感の関係に焦点を当てています。

 

よく収入が増加すれば、幸福感も上がると考えられていますが

現実、その関係は複雑です。

 

収入だけが幸福感を上げるわけではなく、

他の要因が影響を与えることが述べられています。

 

また経済的圧力が、幸福感に与える影響についても焦点を当てています。

 

経済的圧力は収入が不足していて、基本的な生活が送れない場合に生じます。

このような圧力が存在すると、幸福感を下げる可能性があります。

 

さらに無駄な消費行動が、お金と幸福感の関係に

どのような影響を与えるかについても述べています。

 

多くの人は必要のないものにお金を使い、その後で後悔することがあります。

 

無駄な消費行動に影響を与える

見えない心理的や社会的要因に焦点を当ててその影響を解説しています。

 

2 「普通の生活」でもどんどんお金が減っていく理由

本章は「普通の生活」を送っていても

どんどんお金が減っていく理由について述べられています。

 

まず人が日常生活でお金を浪費する傾向についてです。

 

なぜ同じ誤った選択を繰り返すのか、

なぜ浪費的な消費行動に陥るかについて焦点を当てて

心理学的な要因や環境的な影響について解説されています。

 

次に、所得の変化がどのように人々の幸福感に影響を与えるかについてです。

 

一般的に所得が増加すれば、幸福感も向上すると考えられていますが

所得による幸福感の向上には限界があります。

 

さらに所得の分配に関する不平等も重要な要因となります。

 

そして幸福に関する研究が

どのように新たな理解をもたらしているかに焦点を当てています。

 

幸福の研究では、お金だけでなく社会的関係、健康、自己満足度などが

幸福感に影響を与えることを明らかにされていて

お金だけが幸福感を決定するわけではないです。

 

一方で、幸福感に影響を与える見えない要因についても論じています。

 

社会的状況、文化、価値観、個人の性格などが幸福感に影響を与えており

お金だけが幸福感を左右するわけではないことを強調しています。

 

3 地位財・非地位財でわかる幸せのコスパ

本章は、地位財と非地位財の概念を通じて

幸福における価値のコストパフォーマンスについて述べられています。

 

まずは地位財と非地位財の概念に基づいて

人が自分の給料や資産に合わないものを求めて

無駄にお金を使っている可能性についてです。

 

地位財とは、家や車やブランド物といった

他人との比較や競争で位置づけるための財産であり、

非地位財は基本的な生活必需品のことです。

 

つまり、無駄な支出や無理なライフスタイルにお金を使うことが

幸福感に対するコストを高めている可能性があることが強調されます。

 

また、人との競争についても焦点が当てられていて

地位財を追求し、自己アピールを高めるために競争に熱中することは、

お金と幸福感の関係に影響を与えることが指摘されています。

 

競争心が高まっていくと、車やブランド物を求めすぎるが故に

幸福感が制約される可能性があります。

 

さらに、進化心理学の視点から、地位財と非地位財の概念を探求されており

なぜ人々は競争的な精神を持つのかについての仮説が立てられています。

 

4 「平均以下」が私たちを幸せにする?

本章は、中間所得層や平均所得以下の状況が

人々の幸福感に与える影響について述べられています。

 

まず、中間所得層の増加に伴って競争が激化し、

過酷になっている現状についてです。

 

中間所得層の人々は、高所得者と低所得者の両方から

競争のプレッシャーを受けているので

その結果、幸福感に対する影響を受ける可能性があります。

 

 また、中間所得層の人々が平均所得に近づこうと努力する際に

間違った選択をして幸福感を損ねる可能性もあります。

 

過度な努力や無理なライフスタイルによって、

人々はストレスや不満を抱える可能性があります。

 

さらに競争が激化する中で、人々が幸福感を維持するためには

格差社会において、一人抜け出すことが重要です。

 

そのために適切な選択や戦略が必要です。

 

自己調整やライフバランスの重要性を理解し、

自分で幸福感を保つ方法を見つける必要があります。

 

5 今、問われている納税者としての金銭感覚

本章は、公共政策への納税者としての役割と、

収入と支出のバランスについて述べられています。

 

公共政策への納税者としての意識が、

私たちの支出行動に影響を与える可能性があります。

 

納税者は政府への納税を通じて、

公共サービスや社会的な施策に貢献しています。

 

公共政策への意識が高まると、支出の意識も変わり

公共サービスへの支出や社会的貢献が増加する可能性があります。

 

また、収入と支出のバランスが

個人の幸福感に与える影響についても述べています。

 

支出が収入を超えてしまうと

経済的圧力や借金が生じるので、幸福感に悪影響を及ぼします。

 

収入と支出のバランスを保つことが、健全な経済的状態を維持し

幸福感を高める鍵であることが指摘されています。

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

 

お金と幸福の関係について

あらゆる方面から解説されている1冊でした!

 

本書が気になる方は

是非手に取ってみてください!

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