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『諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない 』の要約

本紹介

こんにちは!しょーてぃーです!

 

今回は、為末大さんの

『諦める力~

 勝てないのは努力が足りないからじゃない 』について紹介します。

 

本書の内容の要約について書いていきます!

 

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『諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない 』について 

本書の概要

著者は、ハードルの陸上選手で

オリンピックに3回も出場しました。

 

本書のテーマは「諦める」です。

 

「諦める」と聞くと

「思い通りにいかない」「負けた」といった

ネガティブなイメージがあります。

 

ですが本書では

前向きに「諦める」ことで

自分らしい人生が開けることが解説されています。

 

オリンピックに3回も出場した

トップアスリートである著者だからこその

「諦める」ことの本質が語られています。

 

本書をオススメしたい人

・結果を出したい人

・適材適所で活躍したい人

・結果を出すために模索している人

 

諦めることは

逃げることではないのです。

 

例えば、歌手になりたいと思っていても

「自分の才能では無理だ」と感じて

別の道に進む場合は

逃げたことにはなりません。

 

「諦める」というのは

「選び直す」ことでもあるのです。

 

著者自身も「100m走で金メダルを取りたい!」と

思っていましたが、向いていないことに気付き

諦めて自分が向いている

400mハードルという種目に切り替えました。

 

もし100mに固執していた場合

結果が出ていなかったかもしれません。

 

このように諦めたことで

いい結果が出るケースはたくさんあります。

 

『諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない 』のまとめ

諦めなければ夢が叶うのは、才能がある人だけ

いきなり残酷ですが

諦めずに夢を叶えられるのは

才能がある人だけです。

 

ミュージシャン・芸人・アスリートなどに

憧れを持つことはいいことです。

 

ですが、憧れの対象が

自分の延長線上にいるかどうかを

見極めることも大切です。

 

世の中には、努力では

どうしても乗り越えられない壁はあります。

 

身長が165センチない男性が

バスケの選手を目指すようなものです。

 

周りは「頑張れ!」とか

「諦めなければ夢は叶う!」と

言ってくるかもしれません。

 

その言葉を受け取った結果

憧れだけで終わってしまう場合が、とても多いのです。

 

努力してなんとかなるものなのか

そうでないものなのかを

見極めないと「無駄な努力」になります。

 

身体、顔、頭の良さ、センスなどは

生まれつきで、ほとんど決まっています。

 

持っていまれた自分の才能を

活かすことができる場所で

努力することが大切なのです。

 

因みに、アスリートの場合は

成功するかどうかは

生まれた時点で99%決まる

本書では書かれています。

 

つまり、諦めなければ夢が叶うのは

才能がある人だけです。

 

諦めないとどうなるのか?

才能がないのに諦めない場合は

憧れだけで人生が終わります。

 

あくまでも夢が叶うのは

一握りの人です。

 

金メダルを取る人の裏には

何千人もの人が負けています。

 

メディア等ではメダリストが

「辛かった時期を

 乗り越えたから結果が出ました」

というシーンがよく取り上げられます。

 

これを見た多くの人は

苦しい時期さえ乗り越えたら

必ず結果が出ると勘違いします。

 

成功せずとも

本人が満足していればいいのです。

 

ですが、著者は

「もっと早く、別の道に行けばよかった」と

後悔する元アスリートの人を

多く見てきたのです。

 

今まで頑張ってきたアスリートとは言え

30代半ばで引退して

再就職することは本当に難しいです。

 

スポーツしかしてこなかったために

年齢に見合ったいい条件の就職先に

内定することは難しいです。

 

だからこそ常に

諦めて別の道に進まなくていいのかを

チェックすることが大切です。

 

徹底的に努力する

諦めることの大切さを

説明することで「どうせ俺には無理!」と

ちょっとだけかじって

すぐに諦める人が出てきます。

 

それは「諦める」のではなく

何もせずに逃げたことです。

 

努力ではどうにもならないと

自分で理解するためには

徹底的に努力しないといけないのです。

 

本当に才能があるかは

やってみないと分からないのです。

 

また、中途半端にやって諦めると

未練が残ってしまいますが

全力で努力してダメだったら

心置きなく諦められます。

 

目的は諦めていけない

これは、手段は諦めていいけど

目的は諦めるなということです。

 

著者の場合は

「1位になること」が目的でした。

 

ですが、自分の才能だと

100mでは1位になれませんでした。

 

そこで、頑張っても1位になれない100mを諦めて

自分に向いている400mハードルに

競技を切り替えました。

 

このように「1位になりたい」という目的のために

競技という手段を変えたのです。

 

「お金を稼ぎたい」「モテたい」

「仕事で結果を出したい」など

自分の目的に対して

叶える手段は他にもあるはずです。

 

大事なことは、目的ではなく

手段に固執してしまうことです。

 

なぜ諦められないのか?

私たちが諦められない理由は

サンクコスト効果というものからです。

 

サンクコスト効果とは

既に多くの時間やお金を使ったので

いまさら引くに引けない状態のことです。

 

ゲームの課金や

パチンコや競馬のような

「せっかくここまで賭けたのだから」という

考え方に縛られた結果

諦めることができなくなります。

 

仕事でも

「諦めなければもっと良くなる!」と

未来に期待があれば、続けても問題ないです。

 

ですが「この先はないな」と思った時点で

今まで使った時間やお金が頭をよぎっても

諦めて次の道へ進むべきです。

 

「こんな上司になりたくないな」

「この仕事はずっと続けられないな」と

感じた時点でやめても問題ないのです。

 

何事もタイムリミットがあるので

引き返すなら早いほうがいいです。

 

少しの努力で勝てる場所をさがす

向いていないことを諦めた後は

自分の才能を活かせることをします。

 

ここでいう才能とは

「そんなに頑張らなくてもできること」です。

 

自分では

そんなに努力したつもりがないのに

周りよりもなぜかできてしまうことです。

 

ゲームや歌でも

そんなにやっていないのに

最初から上手い人はいます。

 

このように

大した努力はしてないのにできてしまうことが

自分の向いていることです。

 

その場所で最大限の努力をするのです。

 

自分の才能が活かせる場所が

自分の望んでいたことではない場合もあります。

 

しかし、それが自分の役目です。

なので役目を果たせばいいのです。

 

反対に、自分の役目でがないことを

頑張り続けると

結果が出ずに、空回りしてしまうのです。

 

環境を変えてみる

諦めようと決心しても

周りの目が気になる時はあります。

 

「もったいない」とか言われると

諦めたくても諦められません。

 

ですが、誰も自分の人生の責任は取りません。

 

人の目を気にして

他人任せにしてしまうと

最後には自分にツケが回ってきます。

 

だからこそ

環境を変えることも大事です。

 

住む場所や人間関係だけでなく

行動パターンや習慣などです。

実家を出たり、友人関係を変えていくなどです。

 

周囲からの期待から離れることで

自分と向き合うことができます。

 

そうすることで、諦めやすくなります。

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

 

本書を通じて

諦めることの本質を学び

諦めることに対する考え方が変わります。

 

諦めて新しい道を探すことの大切さを

本書で強く学ぶことができました。

 

本書が気になる方は、是非手に取ってみてください!

 

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